危険度の高い外来種は迅速に蜂の巣退治

在来種の蜂を食べてしまう凶暴な蜂~生態系を乱す厄介者~ 在来種の蜂を食べてしまう凶暴な蜂~生態系を乱す厄介者~

危険度の高さから特定外来種に指定された

ツマアカスズメバチは危険度の高さから、生態系を破壊する恐れがあり、特定外来種に指定されました。しかし、そもそもなぜ国内に生息するようになったのでしょうか。その理由と、ツマアカスズメバチに関する情報も一緒に見ていきましょう。

特定外来種のツマアカスズメバチ

特定外来種ってなんですか?
特定外来生物の定義は、海外が起源の生き物で、かつ死んでいるものでなく生きているものが対象となります。また、個体だけではなく、産み付けた卵や種なども含まれます。生態系や人体への被害はもちろんのこと、水産業へも被害を及ぼす物や、及ぼす可能性がある中から指定されるのです。そのため、被害が拡大しないよう注意を促す意味で、重大な被害を与える恐れがある外来生物を、特定外来生物として定めています。そして、その飼養や栽培、運搬などといった取り扱いをすべて規制して、特定外来生物の防除などを行なう事としています。
どうやって日本国内に入ってきたんですか?
特定外来生物のツマアカスズメバチが長崎県で確認されておりましたが、新たに北九州地方で発見されました。元々は中国や台湾などに生息していましたが、2012年頃から日本でも見つかるようになったのです。現時点で侵入経路は不明とされていますが、中国などの海外からの荷物の中に潜んでいた可能性もあるといわれています。
調査の結果を教えてください
環境省は、港湾での監視調査や、北九州市や下関市などでツマアカスズメバチの営巣状況の調査をしてきましたが、新たな巣や個体は発見されなかったと発表しました。スズメバチなどを誘引捕獲する罠を設置したり、公園や緑地などの現地踏査を調査しましたが、現在のところ個体は確認されていません。しかし、今後の状況によっては、蜂の巣退治が必要になる可能性もあるので引き続き注意が必要です。

対策が遅れると日本に定着する可能性もある

ツマアカスズメバチは環境の適応性が非常に高く、都市部であって棲み処となるような草木さえあれば繁殖可能です。そのため、住宅地やマンションなどに巣を作ることが想定されます。人間との距離が近くなる事により被害は増えていきます。特に、集中的に駆除していかないと被害は増える一方になるでしょう。発見したら早急に、蜂の巣駆業者に依頼をして駆除してもらいましょう。

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